ＥＰＳブロックは良質盛土材と比べると、密度は約1/100の超軽量盛土材です。
軟弱地盤などで支持力不足の地盤にも対応可能です。

軽量性

ＥＰＳブロックは自立する特性があります。逆台形となる下段幅の小さい盛土構造物を構築することができます。すべり土塊の重量を小さくすることで、土圧低減することもできます。

自立性

ＥＰＳブロックはせん断破壊が発生しないことが特徴の材料です。圧縮特性は部材が塑性領域でも一軸圧縮力は卓越しているため、さまざまな用途の盛土材に対応できます。

圧縮性

施工性

ＥＰＳブロックは超軽量のため、人力運搬や人力施工が容易です。大型機械での施工や専門的知識を必要とする施工は不要です。

経済性

良質盛土材との単純比較では経済性に劣る部材ですが、盛土工事などの全体的な比較では、構造物の簡素化が可能となり、工期の短縮など多くの経済効果も期待できます。

応用性

ＥＰＳブロックは断熱材や緩衝材として使用されることが一般的でしたが、様々な研究成果により盛土材としての使用が確立されました。特性を利用しミリ単位の加工も可能です。